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「完全無添加フードを試してみると・・・」


長い間フード販売に携わっていると沢山のお客様からのフードに関するお話を聞く機会に恵まれます。
しかし、ペットフードも時代と共にどんどん進化し、獣医療も進んできているにもかかわらず、その反面、何故老衰で寿命を全うすることができずに病気で亡くなるペットがこんなに増えているのかということが疑問でなりませんでした。プレミアムフードを与えていても、病気にかかり長い年月に渡り薬物治療の結果、苦しい日々を送っているペットが何と多いことでしょう。
実際に病気になったワンちゃんの飼い主さんでもあるお客様から詳しい食生活をお伺いすると、殆どの方は完全にペットフードだけを与え他のおやつは一切与えてはいないという方はおらず、多かれ少なかれ、おやつは与えていますという方が殆どで、時々人の食べるパンやその他のおやつを与えていたということでした。

しかし、飼い主さんも、ペットに与えてはならないものなどはご承知の筈で危険なものは与えてはいないのです。にもかかわらず、様々な病気が発見され、手術、投薬等の治療を受けたことのあるというペットが本当に多いことに驚きます。確かに昨今のワンちゃんも猫ちゃんも昔に比べて長生きするようになりました。でも、その反面、昔には考えられなかった様々な病気も増えています。

毎日の食事と健康・・・これは切っても切れない関係にあります。おのずと、毎日大切な命をつなぐ為の食事であるフードを販売する側としてフードの品質に関しては人並み以上に気を配ります。しかし、実際に販売はしていても、作っているわけではありませんのでフードの全てを理解しているわけではありません。それでも、長い間フードを扱っていれば、フードの品質に関しての善し悪しはおのずと分かってきます。いくら有名なフードでも、全ての犬種の健康は担えないということも。

また、長年一人一人大切にお客様と接していれば、本当に様々な情報を得ることができます。私自身、ペットを飼育する飼い主でもあるわけですから。当店ではペットは販売していません。ですから、ご来店下さるお客様の殆どは他のショップから移って来られた方ということになります。また、その方々はわざわざ家族であるペットの体に合うフードを探して来られるのです。
中には何年も獣医に通い詰め、獣医師から勧められた療法食を食べていても全く改善しない、ナチュラルフードを食べていても全く良くならないという方も多くおられました。

様々なケースがあり、その都度お客様と共に体に合うフードを探してはお試し頂くということを毎日の仕事として参りましたが、暫く前から限界を感じるようになりました。湿疹は治まっても、耳の臭いが治まらない。酷く掻きむしることはなくなったが、季節の変わり目にはやはり痒そうだ・・・他、徐々に良くなってきていても完治はしない状態のワンちゃんが、かなり存在するのです。そんな時、サプリメントを加えて頂くと驚くほど体調が良くなったり、ウソのような話が沢山あるのです。

これは、どういうことかといいますと、フードの栄養基準をクリアしたとされるプレミアムフードであっても、必要な栄養が不足している可能性があるということを意味します。このようにサプリメントを加えることで、どんどん体調が回復していくペットを何度も見るうちに、ならば本当に栄養素が製造過程で破壊されることのない製造方法で新鮮な材料を使用してフードを作れば栄養たっぷりな食事を与えてあげられるのではないかと思ったのです。

また、現在のペットフードの製造基準には納得できないものがあります。それは、フードを食べて消化した排泄物を分析して、一定の基準量以上の菌が含まれていてはならないというものです。健康なペットであれば普通でもお腹に様々な菌が存在します。そして役目を終えた菌や腸の内壁、水分、食べ物の残りカス等が便となるのです。便量が少ないということは、腸の中での代謝も少ないということを意味します。一部ではその便が小さければ小さい程良いと信じている人もいます。しかし、実際に多く販売されているフードの原材料を見て、これ程便が小さくなるような配合率だということが信じられないのです。いくら穀物をアルファー化して、消化の良い蛋白質を多くしたからといって、食べた分量より遙かに少ない便になってしまうとすれば、それ以外の何かが排泄できていないということになります。

実際に、長年小さな便しかしないワンちゃんで高齢になって健康なワンちゃんを余り見たことがありません。そんなワンちゃんの多くは心臓やその他内臓の疾患を殆どが持っています。そして、頻繁に抗生物質やその他薬剤の投与を受けていたということです。その反面、毎日立派な排便があるワンちゃんは高齢になっても健康で毛艶も良いということが多いのです。また、季節毎に新鮮なフルーツや滋養の高い野菜を与えてもらっているワンちゃんは実際の年齢より元気に見えることが多々ありました。腸内細菌は体内で必要な酵素を作るだけではなく、体内に入ってきた細菌を排除する役目を担います。しかし、小さな便しか出ないということは、確実に腸内細菌の少なさを意味しているのではないでしょうか?確かに犬種により同じフードを与えると全く排便の状態が異なってしまうことから、全てのワンちゃんに同じフードで良い筈はありません。しかし、上記のように自然なフルーツやサプリメント等を与えることにより崩れた体調が回復し、比例して排便量が増えるということは、確実に現在市販されるドライフードの多くが必要栄養素を満たしていないのではないかと思えるわけであり、常識とされる健康基準すら本当は間違いなのかもしれないと思うのです。

そこで、暫く前から友人と共に理想のドッグフードを作ろうという試みを開始しました。途中、何度も何度も材料の検討や製造過程での検討を繰り返し、ようやく出来上がり実際にお客様の協力でありとあらゆる犬種にサンプルを食べて頂くことになりました。すると、最初は小ロットしかできあがらなかった為に続けて食べて頂くことができず、食べるか食べないか・・・程度しかわらず、次に量を増やし、今度は1週間程継続して食べて頂き、食いつきや便の状態を報告して頂くようにお願いしました。

すると、意外や意外・・・思いもよらなかった報告が何件も舞い込んできました。試食をお願いした対象は健康なワンちゃんだったのですが、中に動物蛋白アレルギーが検査によってわかっているワンちゃんが食べていたということで、何と全く反応が起きなかったというのです。そして、反応が起きないのでそのまま食べさせたら、今まで酷かった涙やけ、耳の臭いが消えた、便の悪臭、口臭が消えた・・・等の体の変化が現れたというのです。その後、同じようなアレルギーを持つワンちゃんにお願いしたところ、いずれも食後何時間経過しても反応は出ずに体調が良く通常の食事よりも明らかによく食べたというお話を幾つも頂きました。

このフード作りで注意したことは新鮮な材料をふんだんに使うこと、そして高温で一気に乾燥し作り上げることはせず時間をかけても酵素を破壊するような製造はしないこと、穀物は完全にアルファー化した状態で配合する。防腐剤、保存料を一切使わない為、通常より水分量を下げること・・・でした。その為、フード自体には油分も水分も非常に少なくサラサラしている為、水はよく飲みますが、材料の風味がとても香ばしいフードでした。添加物は一切使っていません。全て自然の食材だけです。犬種毎に便の量も多少変化がありました。

この結果から、多くのことを学ばせて頂くことができました。どれだけ、プレミアムフードであっても大量生産では決して無理なことがあるのです。手間暇かけて、素材の栄養をなるべく失うことなく大切に作ることで、サプリメント等は必要以上に添加する必要はないということです。ただ、成分比の違いで、お腹に合う犬種もあれば、そうでない犬種もあります。でも、余分なものを入れずに本当に必要な食材だけで作ったフードであれば、体に負担をかけることもないということです。ペットの体は正直です。
 

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