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■猫の免疫を考える 2


2005/06/04更新

猫の免疫について綴ったページです。

昨今、ウィルス性疾患を患っている猫が多いように思います。それも、完全な室内飼育の猫ではなく、殆どが外と家の中を自由に行き来する飼い猫です。過去から現在までに、喧嘩で傷を負ったことがある、野良猫と舐め合いしていた・・・・という経験を持つ猫の殆どがキャリアの可能性があると言われます。

そんな飼い猫の異常を飼い主さんが発見する時にはかなり症状が進んでからということが多く、既に食事がしづらい、食べられなくなった、嘔吐、下痢をする、傷が化膿したまま治らない・・・・そんな状況で病院に行かれることになります。

その場合、血液検査等の結果から、抗生物質の投与、抗ウィルス薬の投与など、病院では処置を行います。
その処置が早く的確であれば症状は改善するわけですが、不思議なことに注射などの処置の後、一時的には回復するのですが、再び食事が出来なくなるといったことが多いのだそうです。

そういった話を飼い主さんから詳しく伺うと、何と一部の獣医師は詳しい検査を行わずに抗生物質の注射のみを行っている場合があるということに驚きました。特に高齢の獣医師はそういうケースが多いようです。そして、飼い主さんは注射をすると一時的に食事ができるので、また食べられなくなったら注射をしてもらえばいい・・・くらいに思っていたようです。

でも、その類の治療を受けた猫ちゃんが次々に亡くなっていきました。当初、月に1回だった注射は2週間に1回、1週間に1回、3日に1回というペースで注射の効果が持続しなくなっていったということです。食べられない直接的な原因は口内炎が非常に多く、次に嘔吐、下痢といったものでした。猫はそんな状態でも生きようと必死なので、食べようとします。けれど、体が受け付けないのです。そして、徐々に衰弱し亡くなります。

そんな中で、あるお客様が去勢手術を済ませ、世話をしている野良ちゃんがどうやら口内炎らしく、もう何も食べることができず、さわらせてはくれるけど、バッグに入れようとすると暴れて獣医にも連れていけないので、何か元気の出るものとかありませんか?と来店されました。症状を伺うと、既に両目は緑色の目やにで固まって見えない。鼻も口も鼻水・ヨダレでグチャグチャ。口に何かを入れると、発狂したように暴れて口の周りをひっかいて血だらけ・・・・・。相当重傷なように思いました。そして、その時点で口に入れられるものは体温程度に暖めたミルクのみということで、冷たいもの、熱いもの、固形物も摂取できないという状況です。そして、体全体の被毛は逆立ち、ホコリまみれでボサボサ・・・・・。

実際、この話を聞いた時、「手遅れかも・・・」と思いました。でも、お客様のどうにか助けてあげたいという熱意に負けてご縁のある獣医師に相談をしました。その獣医師は既に現役は引退していますが、とても素晴らしい方で、今までも色々と相談に乗って頂いた先生です。
その先生と症状を考慮しながら、ウィルス性の伝染病であろうということで、多くの状況に多用できる栄養補完食を作って頂きました。しかし、机上の理論で一体どれだけの分量、期間与えればいいのか予想がつかないので、試して下さいと言われました。果たして猫自身が受け付けてくれるのか・・・・・・

そんな不安なスタートでしたが、お客様には結果を逐次報告して頂くことで、与える補完食の分量と回数の様子を見るということで了承して頂きました。補完食は見た目はミルクのような良い香りのものでしたが、中身は本当にしっかりした成分構成でした。

粉のままではヨダレが邪魔になって口に入れることが出来ない・・・水では完全に溶けない・・・高い温度の湯では成分が壊れてしまう・・・結局、人肌程度の温湯にスプーン1杯分の補完食を溶いてスポイトで口の横から流し込むということでスタートしました。


1日目、始めて口に入れられた補完食は無理に口に入れたので喜ばなかったようです。でも、どうにか規定量は飲んでくれました。

2日目、驚いたことに前日とはうって変わって、自分からスポイトの補完食を飲むようになり、もっと欲しいと催促するようになりました。

3日目、緑色の目やにが殆ど出なくなりました。口のヨダレもかなり減少していました。補完食をスポイトではなく自分で皿から舐めるようになりました。
 
 
 
 
1週間目、殆ど目やにが出なくなり、目がパッチリ開くようになりました。口と鼻回りがきれいになりました。補完食を飲む量が増えています。暖めたミルクも別に飲んでいます。でも液状のものだけしか受け付けません。ヨダレが完全に止まっています。鼻呼吸もできるようになったようです。

2週間目、驚いたことに逆立っていた毛並みが徐々に艶のある正常な被毛に戻りつつありました。また、柔らかい白身の缶詰も少量ですが食べるようになりました。

ここで、缶詰まで食べられるようになったので、大丈夫かと思って補完食を与えるのを止めました。すると、止めてから3日後に再びヨダレが出始めてしまいました。再度、与え始めると、すぐ翌日からヨダレが止まりました。

一ヶ月後、どこから見ても完全に普通の猫に戻っていました。固形物はまだ食べられませんが、缶詰は日に2缶食べるようになっています。補完食の量も沢山欲しがらなくなりました。そして、与えるのを止めました。2週間は普通に生活していたのですが、それを過ぎるとやはりヨダレが出始めてしまいました。そこで3日に一回、補完食を与えることにしました。

既に半年経過しましたが、元気で生活しています。(固形物は小さなものなら食べられるようです)


このようにウィルス感染の場合、猫自身の免疫力の問題もあり、完全に完治するという期待は持たない方がいいと思います。けれど、猫本来の免疫機能が復活できれば、病気に立ち向かうことができるかもしれないという手応えを得るには十分な経験となりました。実際にそう思ったのは、同じ時期にもっと軽い症状で病院通いを始め、抗生物質の注射を受け続けた多くの猫は同じ半年以内に亡くなってしまったからです。

他に、この時期は特にこのような症状の相談が多く、様々なお客様にお試し頂きました。
不思議なことに、抗生物質の連続投与を受けている猫にはこの補完食が全く意味をなさないのです。それどころか、補完食を口に入れた瞬間に全て吐き出してしまうのです。これは意外でした。

また、病気ではなく体調不良の高齢猫を飼育するお客様にお試し頂いたところ、寝てばかりだった猫が何故か食欲が上がり元気になったという連絡も頂きました。これはうちの高齢猫でも同じ結果が出ました。

薬剤ではなく、単に補助的栄養素の集まりなので、効能などということは表記できませんし、保証もできません。
けれど、薬でもない栄養食で何故元気になるのかが不思議でした。

この補完食を作って頂いた先生曰く「猫は犬とは全く異なります。犬の治療は人間に近く、投薬次第である程度の成果を上げることは可能ですが、猫には期待した効果が全く出ません。何故かというと猫は本来自らある程度の菌やウィルスを保有し、それに対して抗体を自分で作ることにより免疫を獲得します。若いうちは、免疫機能が働きバランスが取れているのですが、体調を崩したり老齢になると、その機能が上手く働かず、自分の保有する菌やウィルスに負けるようになり発病します。猫は必要以上の治療を拒絶します。だから、猫自体を薬剤治療で治すことは殆ど不可能です。一時的に抑えることしかできません。そんな無駄でストレスのかかる治療をするより、彼らが摂取しやすい栄養を素早く体に取り込めるようにお手伝いをすることが彼らにとっては一番良い治療になるのです。」ということでした。また、必要以上の抗生物質の投与は猫の免疫系を破壊するだけだと仰っています。

この先生の説を証明することは難しいことかもしれませんが、実際に幾つものケースを拝見する限り、先生の説は猫の生態をズバリ言い当てているように思えます。

店頭にて、申しつけて頂ければサンプルを無料でお試し頂けるようご用意してございます。
薬品ではありませんので、効果を保証したり、効能を表記できません。サンプルからお確かめ下さい。
パウダー状の補完食ですので通常、1日に小さじスプーン一杯〜2杯を温湯に溶いて、舐めさせて頂くか、スポイトなどで口の中に流し込んで頂くだけのお食事ですが、
体重約4kg前後程度の猫の場合に一袋100gで約一ヶ月分の分量で\3,500です。薬剤ではありませんので、与えすぎという基準もございません。

(現在、治療中の場合は獣医師の治療の妨げにもなりますので、お断りする場合もございます)

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